
今、日本のスノーボード業界に一番必要な事は、スノーボードとは「極上の快楽」が味わえるだけのスポーツではないと言う事を、多くの人に伝える事だと思っています。僕が知っているスノーボードとは遊びの一環であり、間違っても誰かを否定したりされるような堅苦しいものではありません。どちらかと言えば、自分を自由に表現できるアート行為そのもの。肉体的にも精神的にも効果的な、癒しそのものなんです。
スノーボードとは、雪山を滑り、曲がり、止まる、という行為を可能にする、雪上の遊びアイテム。
スキーと違う点は、両足が幅広い一本の板に横に固定されるという所。あとは、協会や連盟の雰囲気もスノーボードの場合はまだまだ歴史が浅いためか、遊び好きで考え方も柔軟な人が多い気がします。スノーボードはスポーツか遊びか?と言う事もしばしば話題になりますが、これはやる人の取り組み方次第なので一概には言えない。しかし一つ言える事は「元々はアメリカ生まれの自由な雪山遊び」だったと言う事です。
現在の日本では、スノーボード=スノボ、スノボーという名称で誰もが挑戦できるウィンタースポーツの一環として定着していますが、今のシーンを見て感じる事は、「ジブ」「グラトリ」「ジャンプ」この3つのカテゴリーに偏りすぎている気がします。
私達が思うに、スノーボードとは気の合う仲間とスロープを試行錯誤しながら滑り降りるだけでも充分に楽しむ事ができるシンプルなもので、ある意味それは「クリエイティブなアート行為」だとも感じています。そんな風にスノーボードの事を考えてみると、納得フィットする事は沢山あります。。。
さて、2010-2011シーズンのYO!FTV、今後の日本スノーボードシーン向上の鍵はそこにあると考え、年間タイトルを「ザ・ロード・トゥ・バンクドスラローマー」としました。
これは、雪山をかっ飛ばし、曲がり、止まる、という基本概念の表れです。この基本技術を基に実現できる事が実は山程あるという考えを込めています。
勿論、
ジブやグラトリ、キッカーもフォーカスしていきますが、今シーズンは少しでも多くの人がスキー場に足を運んで「雪山を格好良く、仲間と楽しく滑り降りてくれたら最高だ」と願っているのです。
「スノーボードで最高の思い出作り」、これですよ!